ダイエットは休憩期間を挟むといいよって話

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ダイエットしたことがある人なら経験するであろう停滞期。きちんと摂取カロリーを制限できているのに、順調に落ちていた体重が急に落ちなくなってやる気がなくなりそのまま暴食、なんてこともあるかもしれません。ただでさえカロリー制限は結構つらいので、停滞期は挫折する理由の上位に当たるんじゃないでしょうか。

さて、そんな嫌な部分を解消してくれそうな研究を見つけましたのでご紹介。内容としては、「カロリー制限のダイエットはずっと続けるよりも、制限をしない期間を意図的に入れた方が痩せる」って感じです。

研究の内容

この研究は、肥満男性51人に対して実施。グループに分けて以下のような摂取カロリーの制限を行ってもらうというもの。※ちなみに体重維持カロリーの67%をカロリー制限時の摂取量としてます。

  • A. 16週間続けてカロリー制限を実施
  • B. 2週間(カロリー制限)→2週間(体重維持するためのカロリーを摂取)
     これを8回行う

つまりカロリー制限量は同じなので、どちらのグループも同じくらい痩せるはずだってことですね。

ちなみに、この研究の背景には「体重が減少すると安静時のエネルギー消費量が減ってしまうが、カロリー制限中は体が摂取カロリーに適応しようとすることで、さらにエネルギー消費量が減ってしまう。」ということと、このエネルギー消費量は「エネルギーバランス食(休憩期間)を開始してから10~14日後には元に戻ることがわかっている」ということがあるそうです。

研究の結果

さて、見かけだけなら同じくらいの体重減少になりそうな研究ですが結果は、

Aグループ(-9.1kg)に対してBグループ(-14.1kg)となり、大きく差ができた。

となったそうです。
大体4か月の期間で5kgの差なのでかなりの差なんじゃないかと思います。ただし、Bグループがここまで体重を落とせた要因は、体重維持の期間で体重を増やすことがなかったからだと書かれています。確かに代謝が落ちている状態で、体重維持のカロリーを適切にとるっていうのは難しそうだなとは思いました。

また、この期間後に半年間の追跡期間を設けており、この期間中にAグループは元の体重近くまで戻ってしまっていたのに対し、Bグループは減量後の状態をキープできていたらしいです。

まとめ

休憩期間を挟むことで、落ちてしまった代謝をもとに戻し、効率的にダイエットができるんじゃないかという内容でした。繰り返しになりますが、休憩期間は体重を増やさずに行うことが必須なので、いわゆるチートデイとは全く別物だということは理解しておいてください。
まあメンタル的にも、きついダイエットをずっと続けるのは不可能なので、適切に取り入れていきたいですね~。

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