以前、超加工食品と肥満の関係について書いた記事の時に調べていると、AGEsという物質が体に悪いらしいぞという情報を目にしました。結構有名らしいのですが、私は初見だったのでAGEsについて調べてみました。参考にしたのは(1)と(2)で、AGEsが増える原因や影響、対策について書かれていて勉強になりました。
AGEsとは?
AGEsとは、終末糖化産物(Advanced Glycation Ends Products)の略で、簡単に言うとタンパク質と糖がくっついてできる有害物質のこと。細胞にダメージを与え、炎症を促進し、酸化ストレス増大、ガン細胞の増殖を促すなど、相当やばいやつみたいです。正直読んでて自分の体のことが心配になりました…。
AGEsが増える原因
そんなやばい物質AGEsですがどうやったら体内に増えるのか、主な原因は以下の通りです。
- 高血糖状態による体内生成
砂糖・白米などの炭水化物・果糖などの過剰摂取により、余った糖とタンパク質が反応してAGEsを形成
- 食事性AGEsの過剰摂取
主に高温調理(揚げる、焼くなど)の際に形成され、食事で取り込まれる
と、こんな感じでおそらく結構な人は心当たりがありそうな内容になってますね。特に高温で肉を焼いたときのAGEsの生成量はかなり多いそう。かくいう私も肉を食べるときは焼く、炒めるなどが中心なので人のことは言えませんね。
AGEsが増えるとどうなるか
AGEsは細胞毒性があり、細胞を壊死させる原因になりえるそう。
先にも書いた通り、炎症や酸化ストレスの増大につながったり、糖尿病・動脈硬化・心血管疾患・アルツハイマー病 などにかかりやすくなることも明言されてます。そのほかだと視力の低下やガン細胞の増殖、骨がもろくなるなども影響として挙げられています。
対策
まずは高血糖状態にならないことが大切で、砂糖が大量に含まれる飲料や加工食品の過剰な摂取をやめること。そのほか、白米や麺類などの過剰摂取も問題だと指摘されてます。ただし、この辺りは制限しすぎも悪影響なので、慢性的な過剰摂取にならなければそこまで問題にはならないとされてますね。
あとは調理法を工夫すること、特に揚げ物や高温での炒め物は避けた方がよさそう。煮たり蒸すような調理法を心掛けたいです。
もちろん揚げ物食べたくなる時もあると思います。そういうときはポリフェノールを多く含んだものを摂取するといいそうです。強い抗酸化作用・抗炎症作用があり、ダメージを軽減してくれるとか。身近なものだと緑茶のカテキンとか、大豆のイソフラボン、あとはブルーベリーや柑橘類もいいですね。
まとめ
というわけで、AGEsが健康に与える影響でした。個人的には結構衝撃的な内容でしたね。何せ健康を気にしだす前は、甘い飲み物も揚げ物も米も大好きだったので。AGEs関連の話は健康への影響度高そうなので引き続き勉強してみようかなと思います。みなさんも調理法とか飲み物とかは気を付けれる範囲で気にしてみてください。それではまた~。


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